筋トレを自分自身のために行う者にとって、上半身と下半身のトレーニング割合を比べたら、上半身優先になる方が多いと思います。
本人が好んで行っているのですから、上半身メインでトレーニングしていても何ら問題はないのですが、美容と健康面を意識するなら、重要な下半身のトレーニングを結果的に避けてしまうのはとてももったいないと思います。3つばかり、下半身をトレーニングするメリットを見ていきましょう。
[メリット1]脚が綺麗になる
脚が長くて元々綺麗な方はそのままでも良いのですが、そうでない人であっても脚部の筋トレを行うことにより、臀部の筋肉が盛り上がってきて(筋肉が脂肪を重力に逆らって持ち上げてくれるという表現の方がいいかも)ヒップアップしますので、脚が締まるだけでなく結果的に長く見えるようになります。
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横尻シルエットを磨くスティフレッグ・デッドリフト
ついつい、手を抜いてしまう下半身の横向きシルエット、特に女性の下半身、脚線美は横向きシルエットが勝負どころといって過言ではありません。男性でも上半身は順調にバルクアップできているのに、下半身がそれにつ ...
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[メリット2]太りにくくなる
下半身デブなんてことをよくいいますが、人体の中でも大きな太ももの筋肉を発達させることにより、この筋肉が摂取カロリーを消費してくれます。脚部は腕や胸の筋肉よりずっと効果的なカロリー消費エンジンです。それならば、脚部の大きな筋肉を鍛えてカロリーを消費させれば、その結果、太りにくくなるということになります。
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ダイエットで1キロ減量するための運動目安を考える
パーソナルトレーニングで真っ先に行われるのが、体重測定で、この数値から何キロまで落とすとベストなのかの目安が立てられます(もちろんその他の数値も参照します)。 何キロ減量したいか必要かは個人差がありま ...
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[メリット3]体力アップに貢献
脚部はなんといっても、電車通勤の方はもちろん、自動車通勤族であってもそれなりに酷使する部分です。この部分を意識的に鍛えておくことにより、全体的な体力向上が見込まれます。上半身のトレーニングをレベルアップする際、体幹を支える脚部が弱いと踏ん張ることができません。上半身の筋トレは必然的に脚部の強さに大きく影響されるため、上半身を筋トレで追い込むためには下半身の筋トレは欠かせなくなります。
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ザーチャースクワットでへこたれない体幹を磨く
本ページはこんな方におすすめ バーベルスクワットすると手首が痛くなる お腹まわり(体幹)が弱い 腹筋に自信がない 筋肉はついてきたけど、イマイチ普段の姿勢がよくない 手首が硬くて、フロントスクワットが ...
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下半身の筋トレはメリットが大きいので、やらないのはもったいないことです。確かに太ももの筋肉が太くなって、細身のパンツがはけなくなるなど、気にすることが無いわけではありません。しかしデニム系のパンツをはけば臀部が盛り上がって映え、引き締まって実際スリムに見えるというメリットは男女ともに見逃せまないメリットです。
わざわざ下半身トレーニングで追い込んで、ムキムキの下半身を作り上げる必要はないと思いますが、引き締まる程度に行ってやるのもいいと思います。
下半身トレーニングを敬遠されていた方も、たまにはメニューに入れてがんばってみては。
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お尻のシェイプをよくする筋トレ5選
お尻がペッタンコでパンツやスカート姿がイマイチだと悩んでいる方は意外と多いものです。それを克服できる筋トレ5つを紹介します。自分からはそれほど気になるわけではないけれど、男性からも、女性からもお尻は意 ...
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完全個室のプライベートジムのRIZAP(ライザップ)
TVCM「結果にコミットする。」で話題のパーソナルトレーニングジム。
よく知られている特徴は
- 専属トレーナーによるマンツーマントレーニング
- 食生活やメンタルのマネージメント
- 30日間無条件全額返金保証
- 1日50分、週に2回の無理のないトレーニング
- 無料カウンセリング
- 完全個室のプライベートな空間
RIZAP(ライザップ)は大手だけあって、「30日間無条件全額返金保証」が魅力的です。無条件というのは、ホントの無条件、「仕事が忙しくなった」などの自分都合でしかない理由でも受け付けてくれます。マンツーマントレーニングなので、これまでダイエットやジム通いが続かなかった人にお勧めなのはもちろん、トレーナーがトレーナーが作るあなた専用のプログラムも細かく注文できます。「無理な食事制限なし」で食べられるダイエットも売り文句ですが、「食事制限」そのものはありますので、好き勝手に食べてもいいわけではありません。
丁寧な指導を受けることができますので、結果的に健康的に痩せ、理想のカラダを手に入れられるという本牧的だけでなく、「リバウンドしにくい体づくり」を目指す方にはお勧めです。
ライザップの価格は妥当なのか?
まず、ライザップの価格は妥当なのかを検討してみましょう。
結論から言えば、「極めて良心的」と考えられます。週2回、3ヶ月分で432,000円プラス入会金50,000円という価格が良心的と言えるのかについては、他の同内容のパーソナルトレーニングジムでもほぼ同価格帯であることから、人件費や設備維持費を考えるとこのあたりに落ち着くと考えられます。
逆に安くサービスを提供するなら、安物の設備に切り替え、人件費を抑える他ありません。
あるいは、ライザップの設備を使用せず、自宅のジムまでトレーナーに足を運んでもらうなどの方法もありますが、何れにせよ人件費がコストの大半なので、期待するほど安くはなりません。
上の価格から一回分あたりの価格を単純計算してみると、(432,000円+50,000円)÷24回≒20,080円になります。
これだけでみると、ボッタクリ価格に見えますが、以下のサービスの価値が享受できる人にとっては妥当なものです。
- 2万円で一回分の体験学習
- 食事アドバイスを含む
- トレーニング器具の無料使用
シェイプアップ目的の筋トレには、当然のごとくマシンを利用します。自宅でペットボトルに水を入れてダンベル代わりにするようなトレーニングとは、また別の次元のトレーニングです。
それらの筋トレマシンは、それぞれに適切な使い方があり、キモになるのはマニュアルなどに書かれていない運動法です。
例えば息をどのタイミングで吐くのか、どのタイミングで気張るのか、同じマシンであってもどの順番に鍛えるのかなどの、自分自身のベストミックスを見つけ出す作業がコツになります。
このベストミックスは、身体のシェイプアップの進み具合によって、微調整が必要な部分で、このやり方、方法、考え方を身につけることができるのであれば、上の価格は極めて妥当です。
逆に、数週(30日以内)試してみて、自分には身につけられそうにないと考えるのなら、全額返金保証を受けましょう。
大方、シェイプアップ具体に合わせて微調整できるようになる技術が理解できるのは、自分の体に変化が感じとれる2ヶ月程が必要ですので、30日以内で判断するということは、見切り判断になります。これはRIZAPとしても当然で、シェイプアップの奥義は30日間で習得できるわけではないと言う意味です。しかし、理論部分は30日以内で十分すぎるほど教えてくれますので、判断材料としては心配無用です。
2ヶ月目の半ばまで続ける人は、理論だけでの頭でっかちになってしまうことは許されず、実践が求められます。
端折れば、何を食べて、睡眠をとって、筋トレするという単純なスケジュールですが、しっかりと実行することは難しいものです。