バーの握り方
バーは左右均等に握ります。均等以外の握り方は原則ありません。大切なのは握り幅で、心持ち狭く握る方法をお勧めします。狭く握りつつ、力を出しやすいポジションを自分で見つけます。
担ぎ方
バーベルの真下に肩甲骨を寄せて身体を入れ込むようにします。担ぎ方には、ローバー(Low Bar)とハイバー(High Bar)の2種類がありますが、初心者はこのうちのどちらかを選ぶという強迫概念にとらわれず、身体のつくりは各個人微差がありますので、どこで担ぐとフォームが安定するのか自分の身体が安定するのかを見極めることの方が大切です。担ぐというのは「肩に乗せる」ということです。首に乗せるのではないので間違わないでください。ハイバースクワットは首に近いところ(僧帽筋の上)にバーを乗せ、支点からバーの位置が高くなるため、初心者にはフォームを安定させがたくなりがちです。スタイルアップのターゲットになる筋肉を刺激するため、可能な限りローバーの位置で自然に担ぎやすい位置を探すようにしてください。本ページでもローバースクワットに準じて説明します。
- ローバー (Low Bar)
- ハイバー (High Bar)
ローバーとハイバーの位置の違いは、実際には8センチ程度の違いですが、この違いがどこの筋肉を刺激するのかに大きく影響します。一般的には三角筋と僧帽筋の間(肩の上に)にバーを収めるようにします(ローバースクワット)。テコの原理を利用するなど、ベテランからアドバイスされることがあるかもしれませんが、初心者には起きあがりにくくなったり、軸が定まらないなどの不具合も出ます。熟達するまでは、聞き流す程度にとどめておいてください。図は参考程度にとどめて、前傾姿勢をとれる位置を見つけてバーを担ぐようにします。
肘と腕は、初心者のうちは少しだけ上げるように意識します。こうすることで、バーベルがずれにくくなるので、フォームが安定します。
腰が引けている状態、身体が前傾している状態で立ち上がるのはNGです。腰に負担がかかりすぎます(特に高重量の時は致命的です)。
- 脚の位置を決めてから、上半身の位置を決める。
- 上半身の位置を決めてから、脚の位置を決める。
どちらでも構わないので、自分の身体になじむ方を見つけます。
ローバースクワットとハイバースクワット
ハイパーとローバーをさらに比較 バーの担ぎ方だけで、負荷がかかる部位が激変するところが面白いところです。どちらのスクワット運動で、どのような運動能力が高められるかに着目すると面白いと思います。ハイバー ...
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完全個室のプライベートジムのRIZAP(ライザップ)
TVCM「結果にコミットする。」で話題のパーソナルトレーニングジム。
よく知られている特徴は
- 専属トレーナーによるマンツーマントレーニング
- 食生活やメンタルのマネージメント
- 30日間無条件全額返金保証
- 1日50分、週に2回の無理のないトレーニング
- 無料カウンセリング
- 完全個室のプライベートな空間
RIZAP(ライザップ)は大手だけあって、「30日間無条件全額返金保証」が魅力的です。無条件というのは、ホントの無条件、「仕事が忙しくなった」などの自分都合でしかない理由でも受け付けてくれます。マンツーマントレーニングなので、これまでダイエットやジム通いが続かなかった人にお勧めなのはもちろん、トレーナーがトレーナーが作るあなた専用のプログラムも細かく注文できます。「無理な食事制限なし」で食べられるダイエットも売り文句ですが、「食事制限」そのものはありますので、好き勝手に食べてもいいわけではありません。
丁寧な指導を受けることができますので、結果的に健康的に痩せ、理想のカラダを手に入れられるという本牧的だけでなく、「リバウンドしにくい体づくり」を目指す方にはお勧めです。
ライザップの価格は妥当なのか?
まず、ライザップの価格は妥当なのかを検討してみましょう。
結論から言えば、「極めて良心的」と考えられます。週2回、3ヶ月分で432,000円プラス入会金50,000円という価格が良心的と言えるのかについては、他の同内容のパーソナルトレーニングジムでもほぼ同価格帯であることから、人件費や設備維持費を考えるとこのあたりに落ち着くと考えられます。
逆に安くサービスを提供するなら、安物の設備に切り替え、人件費を抑える他ありません。
あるいは、ライザップの設備を使用せず、自宅のジムまでトレーナーに足を運んでもらうなどの方法もありますが、何れにせよ人件費がコストの大半なので、期待するほど安くはなりません。
上の価格から一回分あたりの価格を単純計算してみると、(432,000円+50,000円)÷24回≒20,080円になります。
これだけでみると、ボッタクリ価格に見えますが、以下のサービスの価値が享受できる人にとっては妥当なものです。
- 2万円で一回分の体験学習
- 食事アドバイスを含む
- トレーニング器具の無料使用
シェイプアップ目的の筋トレには、当然のごとくマシンを利用します。自宅でペットボトルに水を入れてダンベル代わりにするようなトレーニングとは、また別の次元のトレーニングです。
それらの筋トレマシンは、それぞれに適切な使い方があり、キモになるのはマニュアルなどに書かれていない運動法です。
例えば息をどのタイミングで吐くのか、どのタイミングで気張るのか、同じマシンであってもどの順番に鍛えるのかなどの、自分自身のベストミックスを見つけ出す作業がコツになります。
このベストミックスは、身体のシェイプアップの進み具合によって、微調整が必要な部分で、このやり方、方法、考え方を身につけることができるのであれば、上の価格は極めて妥当です。
逆に、数週(30日以内)試してみて、自分には身につけられそうにないと考えるのなら、全額返金保証を受けましょう。
大方、シェイプアップ具体に合わせて微調整できるようになる技術が理解できるのは、自分の体に変化が感じとれる2ヶ月程が必要ですので、30日以内で判断するということは、見切り判断になります。これはRIZAPとしても当然で、シェイプアップの奥義は30日間で習得できるわけではないと言う意味です。しかし、理論部分は30日以内で十分すぎるほど教えてくれますので、判断材料としては心配無用です。
2ヶ月目の半ばまで続ける人は、理論だけでの頭でっかちになってしまうことは許されず、実践が求められます。
端折れば、何を食べて、睡眠をとって、筋トレするという単純なスケジュールですが、しっかりと実行することは難しいものです。