3.しっかり休んでいない(休息していない)
トレーニングのあとの休息は、筋肉の修復や疲労物質の分解などの大切な時間(期間)で、これもトレーニングの一部であると心得るべきです。この時間(期間)の過ごし方で、トレーニングの前と比べて筋力アップ、それを支えるための筋肉合成、それに伴うスタイルアップ・シェイプアップの促進効率が変わってきます。ここをないがしろにすれば、厳しいトレーニングをしたけれども筋肉は大きくならない、スタイルアップしていないという、目的によっては全くの時間とエネルギーの浪費になってしまうことすらあるわけです。
学生時代に部活動などで運動をしていた方は、一日(トレーニングを)休めばそれをとり返すのに二日かかるなどと指導された方がいるのではないでしょうか。筋トレにおいては、そのように考えるのではなく「休むことも筋トレの一種目」と心得ておくべきです。24時間休息を3セットなどと決めてもいいと思います。ウェイトトレーニングを行い筋繊維を破壊し、それを回復させるプロセスが筋トレですので、筋繊維の破壊活動のみに時間を割いてしまうと、肝心の筋肉は肥大できず、形も整えられず、ひたすらやせ細ったり、変なところの(休ませた)筋肉ばかり肥大したりしてしまいます。
筋トレを行い、翌日に昨日の筋トレ(ウエイトトレーニング)をやり直すようなトレーニング方法は、筋肥大の面からは非効率です。やり直したくなるような筋トレをしてしまったことについて反省することが重要で、翌日やり直せばよいなどと考えて今日の筋トレを適当に行うのも非効率です。短時間(例えば15分)で構わないので、本気でアドレナリンを出してウェイトトレーニングを行う、それで最低でも二日、三日はしっかり休んで筋肉を回復せる方が筋肥大を促進してくれます。逆を言えば、イマイチなウエイトトレーニングを行ってしまうと、回復休憩の時間を含めて、その一サイクルがイマイチになってしまうということになります。
不必要に高頻度でトレーニングを行っていないか、今一度見直してみましょう。
筋トレ初心者がよく陥る間違い2
以前「筋トレ初心者がよく陥る間違い」という記事を書きましたが、トレーニング経験の全くないジム未経験者には、わかりにくいという指摘がありました。今回は、基本から理屈で理解できるような、初心者が陥る間違い ...
続きを見る
完全個室のプライベートジムのRIZAP(ライザップ)
TVCM「結果にコミットする。」で話題のパーソナルトレーニングジム。
よく知られている特徴は
- 専属トレーナーによるマンツーマントレーニング
- 食生活やメンタルのマネージメント
- 30日間無条件全額返金保証
- 1日50分、週に2回の無理のないトレーニング
- 無料カウンセリング
- 完全個室のプライベートな空間
RIZAP(ライザップ)は大手だけあって、「30日間無条件全額返金保証」が魅力的です。無条件というのは、ホントの無条件、「仕事が忙しくなった」などの自分都合でしかない理由でも受け付けてくれます。マンツーマントレーニングなので、これまでダイエットやジム通いが続かなかった人にお勧めなのはもちろん、トレーナーがトレーナーが作るあなた専用のプログラムも細かく注文できます。「無理な食事制限なし」で食べられるダイエットも売り文句ですが、「食事制限」そのものはありますので、好き勝手に食べてもいいわけではありません。
丁寧な指導を受けることができますので、結果的に健康的に痩せ、理想のカラダを手に入れられるという本牧的だけでなく、「リバウンドしにくい体づくり」を目指す方にはお勧めです。
ライザップの価格は妥当なのか?
まず、ライザップの価格は妥当なのかを検討してみましょう。
結論から言えば、「極めて良心的」と考えられます。週2回、3ヶ月分で432,000円プラス入会金50,000円という価格が良心的と言えるのかについては、他の同内容のパーソナルトレーニングジムでもほぼ同価格帯であることから、人件費や設備維持費を考えるとこのあたりに落ち着くと考えられます。
逆に安くサービスを提供するなら、安物の設備に切り替え、人件費を抑える他ありません。
あるいは、ライザップの設備を使用せず、自宅のジムまでトレーナーに足を運んでもらうなどの方法もありますが、何れにせよ人件費がコストの大半なので、期待するほど安くはなりません。
上の価格から一回分あたりの価格を単純計算してみると、(432,000円+50,000円)÷24回≒20,080円になります。
これだけでみると、ボッタクリ価格に見えますが、以下のサービスの価値が享受できる人にとっては妥当なものです。
- 2万円で一回分の体験学習
- 食事アドバイスを含む
- トレーニング器具の無料使用
シェイプアップ目的の筋トレには、当然のごとくマシンを利用します。自宅でペットボトルに水を入れてダンベル代わりにするようなトレーニングとは、また別の次元のトレーニングです。
それらの筋トレマシンは、それぞれに適切な使い方があり、キモになるのはマニュアルなどに書かれていない運動法です。
例えば息をどのタイミングで吐くのか、どのタイミングで気張るのか、同じマシンであってもどの順番に鍛えるのかなどの、自分自身のベストミックスを見つけ出す作業がコツになります。
このベストミックスは、身体のシェイプアップの進み具合によって、微調整が必要な部分で、このやり方、方法、考え方を身につけることができるのであれば、上の価格は極めて妥当です。
逆に、数週(30日以内)試してみて、自分には身につけられそうにないと考えるのなら、全額返金保証を受けましょう。
大方、シェイプアップ具体に合わせて微調整できるようになる技術が理解できるのは、自分の体に変化が感じとれる2ヶ月程が必要ですので、30日以内で判断するということは、見切り判断になります。これはRIZAPとしても当然で、シェイプアップの奥義は30日間で習得できるわけではないと言う意味です。しかし、理論部分は30日以内で十分すぎるほど教えてくれますので、判断材料としては心配無用です。
2ヶ月目の半ばまで続ける人は、理論だけでの頭でっかちになってしまうことは許されず、実践が求められます。
端折れば、何を食べて、睡眠をとって、筋トレするという単純なスケジュールですが、しっかりと実行することは難しいものです。