間違い5.ロックアウトしすぎる
デッドリフトが何となくできるようになった時、挙げきった状態でロックアウト(関節を完全に伸ばしきった状態)して、2秒ばかり休憩みたいなことをやってしまいがちです。ある種の満足感や達成感がその瞬間あるかもしれませんが、ウエイトが重すぎるときはこの動作を入れる必要は全くありません。余裕がないときにこの動作を入れてしまうと、次の動作に移る際にセットアップが崩れ、腰・背中まわりの故障につながります。逆に余裕があるときは、ストレッチを効かせるためにわざと入れるのはアリです。
上の図ではオーバーに腰を突き出してロックアウトしすぎていますが、たとえ行う場合でもちょっと心持ち延ばすという程度で十分です。行う場合は、次の動作に移るときに、フォームに乱れが生じない範囲で行うようにしてください。
ポイント
デッドリフトが背中ばかりに効いてしまうと悩んだら
脚部に負荷を感じよう デッドリフトにおいて、時折バーベルを引くというような表現がされますが、これは誤解を生みます。特に初心者が文字通りに受け取ってしまうと、はじめから力のかけ方を間違って行ってしまいか ...
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まとめ
デッドリフトは奥深い種目ですので、良くある間違いといっても、これ以外にももっとあるのが現実です。個人の体格、手足の長さ、重心の安定具合によって、ベストなフォームも微妙に違います。本サイトが目指すシェイプアップ(あるいは体型維持)の場合、けがをせずに続けることがまず第一です。次に余裕が出てきたら、どの部位を強化・シェイプアップするかということに力点を置いて負荷を上げていきましょう。
腹圧をコントロールして、速効シェイプアップ!
腹圧をかけるコツは横隔膜がカギ 腹圧は、空気を吸い込みながらお腹の筋肉に力を入れる、緊張させることだと述べてきました。一見矛盾した表現のようですが、やってみると誰でもできるのがわかると思います。この場 ...
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キレイに痩せたい女性のためのプライベートジム&エステ bellezza
完全に女性専用というわけでもなさそうですが、コンセプト的には女性専用のプライベートジム bellezza(ベレッッア)です。美容に力点を置いたパーソナルトレーニングをマンツーマンで行ってくれます。特に「トレーニングでムキムキになってしまう」ことを恐れる女性のためのジムです。当サイトのトレーニング法を正しく理解して行えばムキムキにはならないのですが、フォームが悪かったり、力の入れどころを間違えると要らない筋肉をつけてしまうリスクはありますので、それを回避するために姿勢改善に力点を置いた美容専門のパーソナルトレーナーをつけるというのは意味のあることです。bellezza のページを見ていると、エステサロンと混同してしまうことがありますが、主に指導してくれることは筋トレと食事指導です。店舗は銀座と表参道というリッチな場所だけなのもセレブ感がありますね。
筋トレと食事指導がメインではありますが、キレイに痩せるための脚やせ特化したエステコースなどもラインナップされているのが特徴です。エステコースはハイパーナイフという最新の機械を使用してトレーニングと並行して行うことで美脚づくりをサポートするという、他には見られない特徴もあります。その場合は「スキンケア」も指導してくれますので、美を徹底的に求める方は満足できると思います。プロテインは筋肉をつけてしまうと恐れがちな女性の美容のために、水素や酵素のサプリメントを選ぶことができます。食事制限や糖質制限は本トレーニングを選択しても逃れることはできませんので、この点だけは覚悟してください。