トレーニング・メニュー

BIG3で考える効率的な一週間メニュー

2020年2月5日

具体的にメニューを実行する前の注意ポイント

すでに自分のメニューが出来上がっていて、それが自分に向いていると感じる人は、以下の点を見直してみてください。

【コツ1】ベンチプレスの前日は開けておく

ベンチプレスを効果的に行うには、スクワットとデッドリフトのダメージを引きずらない日に行う必要があります。

ダメージを引きずりながら行えば、パフォーマンスが発揮できないばかりか、さらにダメージを大きくしてしまい回復までの日数を長引かせてしまうリスクもあります。現状維持のためには疲労していようが行うというという考え方もありますが、長期的に考えれば、肉体改造、スタイルアップのためにはあまり利口ではないと考えます。

筋肉のついた美しいカラダを作るには、全力を出して、しかも短時間で筋トレを終えてやる方法が最も効率的です。

【コツ2】スクワットとデッドリフトの間には2日以上空ける

筋肉が発達する適切な負荷(要するに高負荷)でバーベルスクワットやデッドリフトを行った場合、回復には相当の時間がかかります。ウエイトリフティングに代表される競技選手の場合は、熟練されたテクニックとや他の目的で短期間(間1~2日)で行う(える)人もいますが、ボディメイク目的の場合はマイナス効果が大きすぎます。

下半身を高負荷が直撃するデッドリフトは、前日に(高負荷)スクワットを行っている場合は避けるべき種目になります。

フル、全力で筋トレ後の休養は間3日で大丈夫か?

一週間でメニューを組む例を考えていますので、高負荷をかけたスクワットとデッドリフトを行う場合は間2~3日を空けるのが最大ということになります。メニューをスタートさせる時は、スクワットの方を先に行い、後日にデッドリフトを行うのがコツです。デッドリフトの方が比較的疲労しやすいことと、下半身の疲労が重複する場合があるからです。高負荷で扱わない場合は、もちろんこの限りではありません。

さらに筋トレの細かいコツ

スクワットにもデッドリフトにもバリエーションがありますので、これを組み合わせるのが、ある意味テクニックです。スクワットを脚部、大殿筋に効くように行い、後日のデッドリフトでは背中まわりをメインに効くスタイルで行うことで、疲労と回復期間を調整することができます。
ただ、どこに負担が来ているのか、回復にどれほど必要なのかは、トレーニーの技術(テクニック)、体調などにも大きく関係し、ある程度の期間しっかり自己観察してみないと正確にはつかめません。一週間(7日)単位ではなく、10日単位でメニューを組む方が向いている方もいます。

一週間にデッドリフトを2回以上行うメニューはいいのか?

いわゆる、本気を出して高重量で行うバーベルデッドリフトは一週間に一度行うのが最大です。

というのも、筋肉・筋肉群そのものは青年期の人なら一日程度でそこそこ回復できるのですが、それに付随する腱や靱帯の回復には一週間程度必要です。

つまり、筋肉痛が早めに引いたとしても身体全体のダメージはまだ残っていると考えおくべきです。故障しないために、確実な回復を待ちましょう。

筋肉が回復することと、その筋肉を取り巻くまわりの構成要素が回復したということは別物であることを覚えておきましょう。

それでもデッドリフトを週2でやるメニューが欲しい!

故障覚悟(故障はすぐに来るとは限らず、後々にやってきます)でやるというのなら別ですが、通常は間2日程度では脚部に疲労の残りを感じるはずですので、できないのが普通です。
しかし、負荷を減らしてパンプさせるという意味で行うことはできます。また、フォームを習得、磨きをかけるために負荷を軽くして疲労が残らない形で行うのなら、頻繁に行ってもかまいません。

高負荷でのデッドリフトは、バキバキの下半身を目指す方はやりたくなるかもしれませんが、ボディビルのトップ選手などは磨きこんだ本人流のテクニックがあるため、頻繁にデッドリフト行っているように見えても、使う筋肉を微妙に使い分けて負荷が一部位に集中するのをかわしているのが普通です。技術がないうちは、無茶はやるべきではありません。

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