様々なバリエーションがあるスクワット、行い方によってはシェイプアップにならず、身体全体の線を太くしてしまうこともあるので、本ページではバーベルスクワットの基本から見ていきます。
本ページはエアースクワット(バーベルなしで行うスクワット)が当然にできるレベルを前提としています。また、事故防止は当然のこととして、重量を扱うより、見かけのいい体型を作り上げる(スタイルアップ)スクワットをすることに重きを置いています。
バーベルスクワットの効果を考える
シェイプアップ目的の場合、特に女性はバーベルスクワットにまで手を出す必要があるのか考えることがあると思います。結論から言えば、女性でスタイルアップ・シェイプアップを目的としている人ほど、バーベルスクワットを積極的にこなすべきです。男性の場合は下半身と体幹の筋肉を総動員して、重さを上げることに夢中になりがちですが、女性の場合は常にシビアに、そんなことしてゴツイ体にならないかと批判的に一歩下がってトレーニングする(フォームを練習する)傾向があるため、スタイルアップの効果が出やすい傾向があるからです。もし効果が出ないのであれば、やめてしまえばいいだけですので、積極的にトレーニングに取り入れてほしい種目です。
スクワットでダイエット効果は期待できるのか
フォームをしっかり極めていれば、間違いなく期待できます。スクワットで使われる筋肉は他の種目と比べても多く、動作をするだけでそれらの筋肉にまとめて刺激が伝わります。結果的に、運動後のエネルギー代謝が高まり脂肪が燃焼されることにつながります。
エアースクワットでも下半身への刺激はしっかり入りますが、上半身にウエイトを乗せることによりさらに負荷が、体幹の腹筋と背筋群から股関節周辺(お尻まわり)の幅広い筋肉に入ります。これらの筋肉(群)は身体の大きな部分を占めるため、刺激を与えて疲れさせてやることによりカロリーを消費してくれます。その結果ダイエット効果も狙うことができます(ただし、筋肥大の効果もあるので体重が減るという意味ではありません)。
負荷をかける前にフォームを固める
スタイルアップ、シェイプアップを目的とする人ほど、フォームにこだわる必要があります。適当なフォームで癖をつけてしまうと、足が無意味に太くなり(筋肉質の丸太棒のように)、背中がぼこぼこして大きくなり、お尻は四角くゴツい筋肉尻を作り上げてしまいます。男性の場合はそれでも問題ないかもしれませんが、多くの女性はそれは望まないはずです。女性の場合は、スクワットがもたらす刺激の良いところ取りを徹底するのが、スタイルアップへの近道です。男性も女性も、初めはウエイトをつけずバーだけでフォームを身につけていきましょう。バーだけでもそれなりの重さがありますので、女性でバーの重さに耐えられない方は、まずエアースクワットを普通にこなせるだけの筋肉をつけてから挑むようにします。
パーソナルトレーニングジムの「ターニングポイント」
名古屋が本店の「ターニングポイント」、店舗数は少ないのですが質は高いパーソナルトレーニングジムです。バナーは女性中心との印象を持たせてしまいますが、実際は男女の割合は若干女性の方が高いかなという感じです。シャワーやお水が無料なのは当然として「トレーニングウェア貸し出し無料」、「タオル・バスタオル貸し出し無料」、「プロテイン無料」と、とにかく着の身着のままでもジムにたどり着けばなんとかなるというユーザー心をくすぐるサービスがと朽ちようです。担当トレーナーは原則パーソナルトレーニングの経験者ですので、トレーニング中の苦しさ、食事のコントロールの仕方など親身になってサポートしてくれるのも特徴。いわば先輩から教わるという感じのスタイルですが、充実している割には料金はさほど高くありません。
「ターニングポイント」は他のジムと比較して、リバウンドを防ぐために「考え方」を変えていく、つまり身体コントロールについて教育を施し、自然と再度身体を太らせるような生活習慣には理性的に戻りにくくサポートしてくれるのが特徴です。特に食事に対する3つの基本、「食べたらやせにくいもの」、「食べても太らないもの」、「適度に食べないといけないもの」はしっかり身にしみるようにトレーナーの経験から教えてくれるので、ついつい食べてしまう習慣のある方は参考になるはず(聞き流せないはず)。
肝心のジムの方はしっかり充実していますので、いまひとつ心が弱いと感じている方には合っている(向き合うべきものの)はずです。店舗展開は全国規模ですが、まだ店舗は、名古屋本店、静岡店、岐阜、三重四日市店、福岡店、新宿店しかなく、運良く通える方はお勧めです。特に本店は、時折お得なキャンペーンを良くやるので本店近くが活動拠点の方は要チェック。