効率よく筋肉を大きくするコツ

適切な刺激を筋肉と脳に入れているか

運動能力を高める、スポーツで好成績を出すという目的の場合でも同じですが、自分の目的にかなった適切な刺激を筋肉に入れてやることが大切です。シェイプアップ、ボディメイク目的で太い筋肉を作る、筋肉で部位を盛り上げるためには、その部位に効くトレーニング種目を選んでやる必要があります。
当然、目的部位に効く種目を選んだとしても、部位に効くように筋肉に刺激が入っていなければあまり効果的とは言えません。上手く刺激を入れるためには、自分の頭で意識しつつ、筋肉がサボり始めたら動きを補正して、更に筋肉を刺激するようにコントロールしてやる必要もあります。

脳への刺激って何

筋肉の刺激は、最終的に脳への刺激になります。筋肉に刺激だけ入って、脳に刺激が伝わらないと筋肉は成長しないとされています。逆をいえば、筋トレは脳に刺激が入るので、高齢者のボケ防止に役立つとされたり、体育会系のアスリートに高偏差値組が多いなどとも言われます(そのような結論になる正確な根拠は今ひとつわかりませんが、否定もできません)。筋トレを行うことが脳への刺激になることだけは疑いようがないので、「筋トレ=脳への刺激」という図式は素直に受け止めてよいと思います。
もう一つ密かに言われることは(科学的根拠は不明ですが)、筋トレで潜在意識を活性化できるというものです。一心不乱にバーベルを挙げたりする高負荷運動は、無意識状態での身体のコントロールがキモですので、潜在的な力を上手くコントロールできるようになるというものです。これも決め手となる科学的根拠は示せないにせよ、体感的にはそういうこともあるのかなと多くの人は感じているはずです。上の図式が崩れるような筋トレ(負荷が低すぎる、楽すぎる、あくびが出るトレーニング)は脳が退屈していますので、あまり効果的とは言えません。

脳に刺激が入らない筋トレってあるの?

考えられるのは、ダラダラ筋トレを行ってほぼ反射的な動作を繰り返しているだけで、脳への刺激が弱まっているケースがあり得ます(軽すぎるウエイトトレーニングなど)。ダラダラでもやらないよりマシだという話もありますが、どうせなら筋肉と脳を疲労させてたっぷり睡眠・休息した方が効果的だと考えられます。脳を飽きさせないで筋トレを行う方が、脳が筋肉の発達を促す(ホルモンをコントロールする)ことを期待できるので、トレーニングとしては効率的かつ効果的です。

センセ
センセ
オフィスワーカーでも、適度に運動を行うと、デスクワークのパフォーマンスが向上することが統計的に知られています。ここの運動は筋トレを含むので、理由の真偽はともかくやらないよりやった方が仕事の質は向上すると考えられます。

脳に刺激を強めに入れるには

筋トレのベテラン勢が変わったトレーニングをしていたり、一見風変わりだったり、素人みたいな種目のこなし方をしている光景に出くわすことがありますが、表現の方法は異なれど、まさに脳への刺激を求めた行動だと言えます。というのも、脳は飽きやすいので、ベテランになればなるほど同じトレーニングを行わなくなります。ここでの「脳が飽きやすい」ということと「筋肉は怠けやすい」というのは、同じ意味を持ちます。脳も筋肉もサボり方、怠け方を覚えてしまうので以前ほど筋肉に刺激が入らないということになります。
初心者の場合は、フォームを身につけたらバリエーションをつけて、筋肉と脳への刺激に変化をつけてやると、新しい刺激に対応するために成長させなくてはならないので、筋肥大にも効果的です。脳を飽きさせないようにするためには、トレーニングにギャンブル的な要素を付け加えてやると、多くの人は脳が活性化するはずです。フェイントでやるつもりのなかったトレーニングを急きょ組み込んだり、コイントスでセットやインターバルを決めたりするだけでも、脳には違った刺激になりますので試してみてください。ただし、これも習慣化してしまうと刺激にならなくなりますので、抜き打ち的にやるのがお勧めです(雨の日が2日続いたら抜き打ちランダムトレーニングをするなど)。

メモ

脳(と筋肉)を飽きさせないように工夫してトレーニングしよう。

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