[デッドリフトで]バーの真上に肩がある
デッドリフトで重量を上げても、広背筋よりハムストリングスに筋肉痛が多く生じる場合は、このバーの真上に肩(図のバーと肩の位置)がきていないかを確認しましょう。このケースはどちらかというとスクワット運動になってしまうので、致命的な間違いではありませんが、広背筋にも効かせたいなら、バーの少し前に肩がある姿勢が理想です。
[デッドリフトで]お尻の位置が低すぎ
通常のデッドリフトを行う場合は、バーを引き上げる際にお尻の位置が低すぎるのはよくありません。膝が曲がりすぎてしまうので、持ち挙げようとしたバーがスネにや膝に当たってしまうからです。その場合、バーが下半身に当たるのを避けるために、さらにフォームを崩してしまうのはもっと良くありません。背骨のラインを意識して、これが崩れない範囲でしかお尻の位置は下げない方が、筋トレとしては効果的です。
お尻の位置が低いかどうかの判断は、膝関節との高さで判断できます。体感的にはスクワットのような動作になっているときは、お尻の位置が低くなりがちです。
[デッドリフトで]お尻の位置が高すぎ
軽めの重量が持ち上げにくいと感じたり、広背筋ばかりに筋肉痛が集中する場合は、このケースを確認しましょう。お尻の位置が高すぎると、ハムストリングスを含めて脚力をうまく使えないので、負荷が背中に集中し、結果的に背中が丸くなってしまうことが起こります。お尻の高さは、図のように膝関節の位高さと肩関節の高さを基準に判断します。
[デッドリフトの]お尻の高さのベストポジションは
デッドリフトでお尻の高さのベストポジションは、当然個人差が出てきます。原則は肩関節と膝関節の真ん中に、お尻の高さがあるようにフォームをつくります。背中まわり(広背筋)にも効かせたいなら、少しお尻を高くする、ハムストリングスに多く効かせる意図なら少しお尻を落とします。ただし、「少し」です。大きく極端にお尻の位置を基本からそらせてしまうなら、別の種目(スクワットやチンニング)で補う方がおススメです。
デッドリフトで犯しがちな間違いを正す
デッドリフトのフォームを正してみよう このフォームを正しく矯正するには、以下のようにします。 矯正されたフォーム(オレンジの三角印のところ)を上の画像で確認してみると、膝を少しばかり曲げることで、お尻 ...
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デッドリフトのフォームを見直そう
デッドリフトでのバーは大きく2種類の持ち方がある バーベルデッドリフトを行う場合は、バーの握り方によっても姿勢が変わります。握り方は単純に4種(順手、逆手、その混在×2)考えられ、さらにそれぞれに親指 ...
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デッドリフトが背中ばかりに効いてしまうと悩んだら
脚部に効かせるデッドリフト 脚部とお尻まわり、具体的にはハムストリングスと大臀筋まわりに効かせるデッドリフトのフォームを見ていきます。 まず、以下のチェックポイントを確認しましょう。 上の画像は、股関 ...
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