さらに、自分のデッドリフトをチェックしよう
ここまでフォームを矯正したにもかかわらず、イマイチ効果が、特にシェイプアップ効果が体感できないという方は、以下の点を確認してみてください。いずれも動画や図からはわかりにくい点ですが、重要なチェックポイントです。
重心を中足部に置いているか
背筋に代表される筋力がそれなりにあれば、重心をいい加減にしても格好がついてしまうのがデッドリフトです。重心を各足の靴の真ん中部分(中足部)に置いていること、動作中に重心をつま先側や踵側に大きく移動させていないか確認してください。動作中に、重心をつま先部分に移動させてしまって、動作終了後には中足部分に重心を戻してしまうということをやりがちですが、これはお尻への負荷を軽減させてしまうので、(お尻の)シェイプアップ目的という点では好ましくありません。
足全体で床を押している感覚があるか
ある程度の筋力のある方は、お尻の筋肉以外をフル活用して図のようなフォームを完成させてしまうのですが、この場合はさらに一確認が必要です。動画や図からはわかりにくいのですが、デッドリフトではウエイトは手にぶら下げるという感覚で、意識的に行うべきは足で床を押すという動作で、その結果ウエイトが持ち上がるという動きになります。フォームを見よう見まねで頑張っているときは、この点を見過ごしがちですので再度確認してみてください。
持ち上げ動作後にお尻に力を入れる
床を足で押す、お尻で持ち上げるという表現が今ひとつわかりにくい方は、持ち上げ動作後にわざとお尻に力を入れて締める挙動を意識的に行うようにします。これを何度か繰り返すことにより、自然とお尻で持ち上げる、お尻が主役であるという感覚がつかめると思います。
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シェイプアップを助ける重心調整
欧米人のトレーナーがよく、バーベル・スクワットを行う際は「踵を床につけなさい」と指導することがあります。これは、欧米人の足の長い体格だと、重心がつま先に寄りすぎて足の親指が変形するほど力が入ってしまっ ...
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デッドリフトが背中ばかりに効いてしまうと悩んだら
ヒップアップのために、やるべきデッドリフト まず、バーベルのバーは足の中足を通るようにセットし、可能な限り鉛直方向に持ち上げます。バーが前に流れる場合は、身体がバランスをとるため背中の筋肉を使います。 ...
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まとめ
デッドリフトはお尻を意識して行う、そのためにフォームを見直すことで効果を再確認することができます。
デッドリフトもどきのフォームでも筋肉は鍛えられますが、目的の筋肉、特に大臀筋とハムストリングスをターゲットにシェイプアップを効果的にこなすためには、フォームの見直しが時には必要です。自分のフォームを鏡で観察するだけではなく、可能ならスマホのビデオ録画などを利用してみましょう。
上で見直しいくつか書きましたが、一番重要なチェックポイント「お尻が効率よく前後に動いているか」を重点的に確認してみてはいかがでしょうか。ここに着目すれば、背中が真っ直ぐ、膝を少し曲げる、正面を見るという他のポイントは自ずと矯正されていくと思います。
完全個別指導型パーソナルトレーニングジム「Body Impact plannner」
Body Impact plannner、通称BiP(ビップ)は体験をされる方の80%が入会するというパーソナルトレーニングジムです。
その証拠(といってもいいのか)に、いつも無料カウンセリングが満帆で予約が取れないという状態のようです。料金に関しては、ここ数ヶ月のほぼ業界標準という感じの一回90分13,000~14,000円、三ヶ月コース(24回)だと312,000円、二ヶ月コース(16回)で216,000円、一ヶ月(8回)で112,000円になっています。有名人が飛び入りで来店などのコマーシャル活動することを考えると、明らかに低価格という感じです。さらに90分もパーソナルトレーニングはキツイと感じる方は、50分のショートコースも用意されていて、一回分の単価が9,000~10,000円と良心的です。しかも、このショートコースは人気だそうです。当サイトとしては、定番の90分のコースをお勧めしておきます。
ダイエット遺伝子検査や食事コントロール指導なども含まれていて、返金保証もあります。基本的には、食事コントロールなどより、正攻法の筋トレで基礎代謝を上げていく方法ですので、男子はもちろん女子であっても、バーベルスクワットなど、当サイトの記事にあるようなトレーニングをしっかり行うことになります。トレーニングメニューから判断すると、もやし系男子ならお金を払ってでもやるべきという種目(ベンチプレスなど)が並んでいるのですが、女子でも普通にこのメニューになるとのこと。会員のほぼ半分が女性らしいので、やっぱり小手先で痩せるというより、筋肉量増加で代謝効率を上げるという基本重視にトレンドが戻ってきていることを実感します。
所在地は東京の飯田橋店(千代田区飯)、田町店(港区)、大塚店(豊島区)のみです。営業時間は9:00~23:00(飯田橋店のみ22:00まで)、駅にたどりつければアクセスも悪くありません。
最近は当たり前になってきた、毎回のウェア、タオル、シューズは無料レンタルサービスとシャワールームも利用できるので、会社帰りなどでも手ぶらで気兼ねなく立ち寄ることができます。年齢層は男女ともに20から50歳代までと広く、トレーナーさえ気に入ればお得なジムだと思います。