シャツのチェックポイント
シャツは長袖でも半袖でもかまいませんが、ファッション性が高くてもタトゥー(入れ墨)を入れている方は、その部分は隠れる長さのものを選びましょう。着圧ウェア(コンプレッションウェア)など流行のものもありますので、好みで選んでよいと思います。長袖にハーフパンツという組み合わせも問題ありません。ただし、シャツに大きな柄があるものやペイントがあるものは、内容によっては好ましくないものもあるので注意してください。海外のジムでは特定国の国旗やシンボルカラーを着用するとダメというところもあるようです。ミュージシャンが愛用するような金具のついたシャツは、もちろん安全面からジムで着用するのは好ましくありません。素材は可能な限り吸湿性の良いもの、速乾性のものが実用的ですが、汗(水分)で下着が透けてしまうものは注意をしてください。透けなければ、色も選択自由です。透ける場合は、透けても人を不快にさせない下着やサポートタイツを着用するなどの工夫が必要です。身体に張り付くようなピタっとしたものは、国内でも市民権を得ていますので気にせず着用して大丈夫です。
個人的なオススメ
- 色 グレーの無地
- 素材 コットン
パンツのチェックポイント
前提条件を抑えていれば、ロングパンツでもハーフパンツでも問題ありません。ロングパンツの場合は、裾が長すぎるものは運動が行いにくいのでわざわざ選ぶ必要はないと思います。女性の場合はスポーツ用のサポートタイツなどを利用するのもお勧めです。
シューズのチェックポイント
運動ができるシューズであれば何でも良いのですが、ビジネスシューズに運動靴の機能を組み込んだもの、登山用のトレッキングシューズ、スポーツサンダルなどは動きやすいとしても、好ましくありません。前者の二つは、路面ではある種のパフォーマンスを発揮しますがジムのツルツルの床の上では、そのソールが床に傷をつけたりする可能性もあります。スポーツサンダルは希に使用している人もいるのですが、踵部分に不安のあるデザインであるため、器具に足を挟んだ際などの危険性から避けた方が無難です(まわりが危険・不快と思う格好といえると思います)。
シューズそのものは裸足で履いても良いのですが、素足から汗を吸収したシューズは次第に匂ってきますので、衛生面でもソックスを着用することをお勧めします。
靴底・サイズなどを選ぶコツ
シューズはサイズの合ったものを選んでください。これはトレーニングを継続するために必要な要件です。ジムでランニングマシンをメインで使う方は、厚底(クッション性の高い)ランニングシューズで良いのですが、ウエイトトレーニングがメイン(デッドリフト主体)の方は厚底より薄底のものの方がお勧めです。特にウエイトを扱う際は、床に根を張って踏ん張るという点が重要ですので、裸足に近い間隔で履けるシューズを選ぶのもトレーニングを継続するためのコツです。デッドリフトを特に好んで行う方はコンバース(ショートカット)などのしっかり踏ん張ることのできるシューズを用意する方が無難です。ランニングと筋トレの両方を無難にこなしたい方は、ランニングシューズと簡単に持ち運べるマリンシューズの両方を用意して履き分けるのもよいと思います。
ランニングマシンがメイン | 厚底(クッション性が高い)シューズ |
ウエイトトレーニングがメイン | 衝撃吸収用のクッションが無い(底が硬い)シューズ |
デッドリフト主がメイン | 底が硬くて平坦なシューズ |
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