一週間筋トレメニュー具体例
何曜日をスタート日にするかは、各自の生活スタイルに合わせるようにしましょう。日曜スタートとか、月曜スタートのような定番にする必要はありません。
まじめにトレーニング、シェイプアップに励むほど大切になるのは「休息日」になります。この休息日に、食事をしっかりとり体調を整える、次のトレーニングで力を発揮できるように身体を休ませるようにするわけで、休息日はトレーニング、シェイプアップ、ボディメイキングの一環だという認識をしっかり持ちましょう。特に飽き対策としての精神面での休息という意味でも大切です。

一週間に4日トレーニングする場合
BP - ベンチプレス
SQ - スクワット
DL - デッドリフト
Day1 | Day2 | Day3 | Day4 | Day5 | Day6 | Day7 |
休 | BP | SQ | 休 | BP | DL | 休 |
一週間に2日トレーニングする場合
このメニューのポイントはスクワット、デッドリフトの前日にベンチプレスを入れているところです。これを逆にした場合、
Day1 | Day2 | Day3 | Day4 | Day5 | Day6 | Day7 |
休 | SQ | BP | 休 | DL | BP | 休 |
では、スクワットとデッドリフトのダメージがベンチプレスのパフォーマンスに影響を与えてしまいますので好ましくありません。ベンチプレスが上半身しか使わないような誤解をしているとやってしまいがちな誤りですので、注意しましょう。
一週間に3日トレーニングする場合のメニュー
Day1 | Day2 | Day3 | Day4 | Day5 | Day6 | Day7 |
休 | BP+SQ | 休 | 休 | 休 | BP+DL | 休 |
同日にベンチプレスとスクワットもしくはデッドリフトを入れる例です。
原則ベンチプレスから始めた方がよいと思いますが、ジムなどで器具を先客に占有されているケースもあるでしょうから、どちらから始めても構わないと思います。同日にこの二種目を行う場合は、さほど気にする必要はなく、普通にできてしまうと思います。
一週間に3日トレーニングする場合
ベンチプレスとスクワットとデッドリフトをこの順番で一週間に一コマずつ割り振ります。
最もオーソドックスなのが、
Day1 | Day2 | Day3 | Day4 | Day5 | Day6 | Day7 |
休 | BP | 休 | SQ | 休 | 休 | DL |
スクワットを高負荷で行う場合、二日空けてデッドリフト挑むパターンを想定しました。各自の体力回復具合によっては、デッドリフトの日が辛くなることも想定されます。その場合は、一週おきにスクワットを最大負荷で行う週、デッドリフトを最大負荷で行う週など計画するのがおすすめです。
デッドリフトを高負荷で狙う場合は、回復期間を多めにとる方が、次回にも再度高負荷でのトレーニングを狙えるため、やる気、モチベーションが上がる人もいます。
Day1 | Day2 | Day3 | Day4 | Day5 | Day6 | Day7 |
休 | BP | SQ | 休 | DL | 休 | 休 |
デッドリフトを高負荷で行うことを想定したメニューですが、デッドリフトのバリエーションを変えて挑めば、回復期間を短くで調整したりすることも可能です。
各自に合ったメニューを模索すべし
週三回のトレーニングは、会社勤めの人には厳しいことも多いと思いますので、オススメは週二回のトレーニングメニューになります。
あと出しの結論で申し訳ないのですが、2009年ごろの米オクラホマ大学の論文では、週二回と週三回の筋トレでは、どちらも有意に筋肥大をもたらすとの結論が出ていますので、無理に週三回以上の筋トレを行う必要はありません。
週一回の筋トレは、有意義ではあるが週二回以上の筋トレを行う場合と比べて、パフォーマンスが劣るととう結果もありますが、さほど深刻に意識するほどの差ではなさそうです。
言えることは、精神面、仕事面での負担が大きい時期に無理をせず、最大負荷で挑めるぐらいまで体力を回復させてから、筋トレに挑むという姿勢も重要です。自分の置かれた立場、精神面、病気の人は病状などもふまえて行うようにします。
筋肥大にしろ、シェイプアップにしろ、長期間続けた人が一番幸せになれます。
メニュー作成後の習慣ルーティンの落とし穴
毎週順調にトレーニングを行っていたにもかかわらず、たまたま仕事で一日サボってしまった、トレーニング日をずらしてしまった、などのようにルーティンがズレたりすることがあります。生真面目な人は、この1つのことだけでやる気が失せてしまったりすることがあるのですが、これはトレーニングについてはよくない性分といえます。このような人は、あらかじめズレをトレーニング計画の中にたくさん含めておくようにします。
スケジュール補正術の具体例
- 木曜か金曜か土曜のどれかで高負荷スクワットを行う
たとえば、一週間に2日トレーニングするとしたら、木曜か金曜か土曜のどれか一日だけ高負荷でスクワットを行うという様に決めておきます。「木曜か金曜か土曜のどれか」というところがミソで、ある程度の具体さが必要です。「一週間のどれかの日にスクワットをする」という程度の具体さだと、実効性が落ちることがありますので本人の性格を考慮して、どこまで具体的にするか決めます。
また、厳密にスケジュール通りにトレーニングが進んでいるとしても、暦に閏年があるように、人間の周期にもずれ補正が必要です。毎週月曜日スタートのつもりでも、3週目は日曜スタートにした方が調子がいいなどということもあります。これも生活環境、生活スタイルでズレますので、自分でずれ補正してやることが大切です。
ポイント
トレーニングメニュー「飽き」対策のコツ
はじめてメニューに取り組んだときは、それを上手くこなそうと脳が集中するのですが、脳が飽き始めるととたんに「筋肥大」や「シェイプアップ」のパフォーマンスが鈍ってきます。逆に、現状維持でかまわないのであれば、脳が慣れたメニューを継続するのがコツになります。
「飽き」対策の最も効果的な方法は「意外性や突然性を演出すること」です。スクワットをやろうと思ってジムに行ったら、スクワット・ボックスが満タンだったのでケトルベル・スクワットにチャレンジしてみた(いつもと違うアプローチしてみた)なども、飽き対策としては効果的です。
また、知人や仲間と一緒にトレーニングする約束を月一回取り付ける、いつもと違うジムを利用する(出張や旅行、あるいは遠出した際など)などで得ることができます。その他にもいくらでも飽き対策はできますので、工夫するようにしましょう。
ポイント
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10回3セットから始めようのウソ・ホント
筋トレの3セット目は何のためにあるか? シェイプアップのための筋トレのポイントは、素早く限界を超える力を出して、さっさと終えることです。 3セット目は現時点の筋肉の最大パワーを出し切って終えるセットで ...
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BIG3 特集
BIG3(スクワット、デッドリフトとベンチプレス)についての記事を集めました。気になる記事から読んでいただけると幸いです。
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完全個室のプライベートジムのRIZAP(ライザップ)
TVCM「結果にコミットする。」で話題のパーソナルトレーニングジム。
よく知られている特徴は
- 専属トレーナーによるマンツーマントレーニング
- 食生活やメンタルのマネージメント
- 30日間無条件全額返金保証
- 1日50分、週に2回の無理のないトレーニング
- 無料カウンセリング
- 完全個室のプライベートな空間
RIZAP(ライザップ)は大手だけあって、「30日間無条件全額返金保証」が魅力的です。無条件というのは、ホントの無条件、「仕事が忙しくなった」などの自分都合でしかない理由でも受け付けてくれます。マンツーマントレーニングなので、これまでダイエットやジム通いが続かなかった人にお勧めなのはもちろん、トレーナーがトレーナーが作るあなた専用のプログラムも細かく注文できます。「無理な食事制限なし」で食べられるダイエットも売り文句ですが、「食事制限」そのものはありますので、好き勝手に食べてもいいわけではありません。
丁寧な指導を受けることができますので、結果的に健康的に痩せ、理想のカラダを手に入れられるという本牧的だけでなく、「リバウンドしにくい体づくり」を目指す方にはお勧めです。
ライザップの価格は妥当なのか?
まず、ライザップの価格は妥当なのかを検討してみましょう。
結論から言えば、「極めて良心的」と考えられます。週2回、3ヶ月分で432,000円プラス入会金50,000円という価格が良心的と言えるのかについては、他の同内容のパーソナルトレーニングジムでもほぼ同価格帯であることから、人件費や設備維持費を考えるとこのあたりに落ち着くと考えられます。
逆に安くサービスを提供するなら、安物の設備に切り替え、人件費を抑える他ありません。
あるいは、ライザップの設備を使用せず、自宅のジムまでトレーナーに足を運んでもらうなどの方法もありますが、何れにせよ人件費がコストの大半なので、期待するほど安くはなりません。
上の価格から一回分あたりの価格を単純計算してみると、(432,000円+50,000円)÷24回≒20,080円になります。
これだけでみると、ボッタクリ価格に見えますが、以下のサービスの価値が享受できる人にとっては妥当なものです。
- 2万円で一回分の体験学習
- 食事アドバイスを含む
- トレーニング器具の無料使用
シェイプアップ目的の筋トレには、当然のごとくマシンを利用します。自宅でペットボトルに水を入れてダンベル代わりにするようなトレーニングとは、また別の次元のトレーニングです。
それらの筋トレマシンは、それぞれに適切な使い方があり、キモになるのはマニュアルなどに書かれていない運動法です。
例えば息をどのタイミングで吐くのか、どのタイミングで気張るのか、同じマシンであってもどの順番に鍛えるのかなどの、自分自身のベストミックスを見つけ出す作業がコツになります。
このベストミックスは、身体のシェイプアップの進み具合によって、微調整が必要な部分で、このやり方、方法、考え方を身につけることができるのであれば、上の価格は極めて妥当です。
逆に、数週(30日以内)試してみて、自分には身につけられそうにないと考えるのなら、全額返金保証を受けましょう。
大方、シェイプアップ具体に合わせて微調整できるようになる技術が理解できるのは、自分の体に変化が感じとれる2ヶ月程が必要ですので、30日以内で判断するということは、見切り判断になります。これはRIZAPとしても当然で、シェイプアップの奥義は30日間で習得できるわけではないと言う意味です。しかし、理論部分は30日以内で十分すぎるほど教えてくれますので、判断材料としては心配無用です。
2ヶ月目の半ばまで続ける人は、理論だけでの頭でっかちになってしまうことは許されず、実践が求められます。
端折れば、何を食べて、睡眠をとって、筋トレするという単純なスケジュールですが、しっかりと実行することは難しいものです。