腹筋

腹圧をコントロールして、速効シェイプアップ!

2020年2月7日

腹圧をコントロールすることのメリットは?

普段は腹圧が緩んでいるのが普通の人間の姿です。しかし戦闘態勢(筋トレを始めるとき)には腹部がダルダルだと、バーベルも効率よく持ち挙がりません。腹部がしっかり安定していれば、持ちあげやすくなるので、BIG3を丁寧に行えば腹筋も使うので同時に鍛えられるなどというのは理にもかなっています。

ワカゾー
ワカゾー
ボディビルダーが腹筋トレーニング種目をこなさないのは、それ以外の種目を正しく行っていれば、普通にお腹周りも鍛えられるからです。体幹(お腹周り)を使わない種目は少なく、普通にスクワットやベンチプレスを行うだけでも、腹部は鍛えられます。

腹圧を高めれば、お腹が引っ込む

腹圧をかければ、お腹が引っ込むことは誰もが実感しているはずです。では、腹圧をかけるまでもなく、普段から腹圧が高ければお腹が引っ込むということになります。つまり、ぽっこりお腹を引き締める最も現実的な方法です。もちろん、腹圧以前に脂肪がのりすぎているお腹の場合は、その脂肪も減らしてやる努力が必要です。

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ワカゾー
ワカゾー
お腹を膨らませようにも、お腹の後ろには背骨が壁となってブロックするので、お腹は前方にしか膨らみません。とくに背中が丸くなっているわけでもなく、痩せているのに、お腹が出ているの(ぽっこりお腹)は、なんといってもお腹を凹ませるための腹圧が足りていないからです。

腹圧を高めれば、腰が強くなる

筋トレでは「腹圧をかける」という言葉がよく出てきます。この言葉の意味するところは「腰を守れ!」ということです。上半身の重さを支え、脚からの衝撃を吸収するのは、腰椎の椎間板がクッションとして働いてくれるからです。高重量を扱ったときにこのクッションの働きを壊してしまう(椎間板ヘルニア)と腰痛(筋性腰痛や関節炎など)が発生します。腹圧を高めておくと、椎間板の衝撃吸収を体幹部分が助けてくれて、背骨のクッションを必要とするまでもなく、体幹が安定します。つまり、腹圧で腰や背骨そのものが安定しますので、結果的に腰が強く(使えるように)なります。

センセ
センセ
腰椎(腰部分の背骨のこと)は、5つの椎骨とその間にある椎間板から構成されています。椎間板が支える重さに耐えきれずに、一部が飛び出してしまと、椎間板ヘルニアになります。これが腰痛の原因になっている人はとても多いです。腹圧をコントロール、特に高めるようにコントロールできると、慢性腰痛(筋性腰痛や関節炎)の対策になるわけです。

腹圧を高めれば、姿勢はよくなる?!

猫背の原因の1つに腹圧がからんできます。腹圧を下げてしまうと、背骨や骨盤が安定しなくなり、常に人体に負荷をかけている重力に対して抵抗しなくなります。これが姿勢を悪くする原因で、猫背も含まれます。ここで、腹圧をかけてやると背骨や骨盤が安定して、結果的に骨格がしっかりと出るので、姿勢が正せるということになるわけです。

腹圧を高めれば、健康的!

腹圧をコントロールするには、腹腔の上にある横隔膜、下にある骨盤底筋を上手く使うことが必要です。横隔膜は呼吸に、骨盤底筋は尿などの排泄コントロールに使う部分ですので、結果的にこれらの筋肉が発達すると、呼吸や排泄コントロールの向上が見込まれます。具体的には、尿漏れなどの対策になります。つまり、腹圧をコントロールして高めることができれば、健康維持にも役に立つと言えます。

ニィ
ニィ
普段あまり意識しないかも知れませんが、ベンチプレスやデッドリフトで腹圧を上手く扱えるようになると、それだけで衰えがちなコアマッスルに刺激が入ることになり、健康的な肉体を作り上げることにもつながっているのです。

トレーニングベルトと腹圧の関係

トレーニングベルトはバーベルを使つてウエイトトレーニングをする際に腰に巻くベルトのことです。これを使う理由は腰椎を保護するためなのですが、巻けば自然と保護されると思いこむのは危険です。腰椎に不用意に高負荷がかかってしまうと、腰を痛めるという状態になり、数週間どころか数ヶ月トレーニングが行えなくなりかねません。そのため、そのリスクを最大限に減らすためにトレーニングベルトを使うのですが、それを巻くだけではだめで、腹圧をかけてやる必要があります。腹圧をかけることでベルトと腰回りの隙間が埋まり体幹が固定されます。
トレーニングベルトは道具ですので、しっかり使いこなしてナンボのものだということを意識しておきましょう。

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