デッドリフトが背中ばかりに効いてしまうと悩んだら
ヒップアップのために、やるべきデッドリフト
ココをチェック!
- 床引きのデッドリフトを優先的に行おう
- バーベルと足の位置は適切か確認しよう
- バーベルが床に接しているときの脚部の踏ん張りを意識しよう
- 筋肉への負担が脚部から脊柱部へ移動するのを感じよう
(鉄則)バーベルは鉛直方向に最短距離を移動させるまず、バーベルのバーは足の中足を通るようにセットし、可能な限り鉛直方向に持ち上げます。バーが前に流れる場合は、身体がバランスをとるため背中の筋肉を使います。お尻と太ももだけに持ち上げ作業を任せられるように、鉛直方向にそのまま持ち上げてやる必要があるわけです。もちろん、バーベルを真上に持ち上げられるように、はじめに足とバーベルの位置をセットアップしておくことが前提です。セットアップがでたらめだと、バーベルを腰や挙げ句の果ては腕力で持ち上げたりとハチャメチャをやりかねないので、セットアップはとても大切です。
バーベルを鉛直方向に持ち上げるためには
中足の真上にバーをセットして、脚の位置が定まったら、太ももを外側に(約15°)ひねり脚部を柔らかく動ける状態にします。そのバーは膝スレスレに滑らせるように動かします(膝と接触させてはだめ、膝からおよそ2.5センチほど離す)。通るようにバーをセットして、バーを持ち上げると膝とぶつかるポイントがあるはずです。この際、膝とぶつけてバーが前に流れると、ハムストリングスと大臀筋への負荷が背中に流れるわけです。この点をまず、頭に入れておきましょう。なぜ、バーが膝にぶつかるかといえば膝を曲げているからです。その膝の曲げを最小限にしてしてやれば、バーは鉛直方向に動きやすくなります。つまり、持ち上げ直後の膝の曲がりはやむを得ないとして、すぐに膝をまっすぐにし、そのまま保持することにより、バーはまっすぐに持ち上がります。
関連記事
-
デッドリフトを強化改善するためのエクササイズ3選!
スタンディング・ジャンプ - Standing jumps ジャンプ運動はできる方は、普段のトレーニングに取り入れると、筋力のみならずバランス感覚やリズム感を含め運動能力向上に効果的です。飛ぶだけの運 ...
続きを見る
次のページへ >
-デッドリフト, ハムストリング, 初心者, 大臀筋, 広背筋, 筋トレ
-デッドリフト, トップサイド・デッドリフト, ニュートラルスパイン, ハムストリングス, 大臀筋, 床引き, 腹圧