ハイパーとローバーをさらに比較
ハイバースクワット | ローバースクワット | |
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バーベルの位置 | 首(第七頸椎)あたり | 肩甲骨あたり |
上体 | 浅く曲げる | 深く曲げる |
ボトムでの体幹 | 前傾角度は浅い | 前傾角度は深い |
股関節 | 浅く(大きく)曲げる | 深く(小さく)曲げる |
膝の位置 | つま先より前に出す | つま先より前に出さない |
膝関節 | 深く曲げる(110-120度) | 浅く曲げる(70-90度) |
足関節 | 深く曲げる | 浅く曲げる |
狙う筋肉 | 大腿四頭筋 | 大殿筋、背筋、ハムストリングス |
運動能力 | ブレーキ | ヒップドライブ |
バーの担ぎ方だけで、負荷がかかる部位が激変するところが面白いところです。どちらのスクワット運動で、どのような運動能力が高められるかに着目すると面白いと思います。ハイバーは主にブレーキをかける運動能力の向上が期待できます。例えば、フルスピードで駆けているときに、急に止まる、急に方向転換するなどの運動には効果的です。一方、ローバーは、ジャンプしたり、その着地の時に膝への負担を和らげてくれる能力の向上が見込まれます。
ヒップドライブをどう高めるか
大殿筋や内転筋、ハムストリングスを鍛えると、ジャンプや着地の時の膝の負担をカバーすることができるので、あえて言えば運動能力を高めることにもなります。普段の生活では、会議などに遅れそうなときに、瞬発的に走ったりする時にも効果を発揮します。
このヒップドライブは、主にローバースクワットで鍛えられます。さらに効果的にヒップドライブを高めるには、ローバースクワットの時に「足と足の幅(スタンス幅)」と「足の向き」が重要になります。
これも基本に忠実に、足と足の幅は肩幅以上、両足とお尻が落ち込む床の位置で正三角形を作るようにするのが効果的とされます。細かいことはさておき、ポイントは股関節がしっかり曲がるように、足の位置を決めると言うことです。人によっては、足幅は広い目にとった方がよいということもよくあります。足幅を広くとることによって、内転筋にも刺激が行き届きますので、結果的にヒップドライブが高まることになります。
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シェイプアップを助ける重心調整
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筋トレの要、ヒップヒンジを極める!
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スタイルアップにはローバー主体で行うのが効果的
当サイトの趣旨からすすると、スタイルアップのためのスクワットとしては、ローバーの方がメリットは大きいといえます。ハイバーも併用することにより、太ももを均等に鍛えられるというメリットが出てきます。スクワットはまじめにがんばって行うと、疲れてしまう種目なので、あえてどちらを優先するかと言えば、スタイルアップ狙いの方はローバーを優先的にマスターしましょう。

完全個室のプライベートジムのRIZAP(ライザップ)
TVCM「結果にコミットする。」で話題のパーソナルトレーニングジム。
よく知られている特徴は
- 専属トレーナーによるマンツーマントレーニング
- 食生活やメンタルのマネージメント
- 30日間無条件全額返金保証
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- 無料カウンセリング
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RIZAP(ライザップ)は大手だけあって、「30日間無条件全額返金保証」が魅力的です。無条件というのは、ホントの無条件、「仕事が忙しくなった」などの自分都合でしかない理由でも受け付けてくれます。マンツーマントレーニングなので、これまでダイエットやジム通いが続かなかった人にお勧めなのはもちろん、トレーナーがトレーナーが作るあなた専用のプログラムも細かく注文できます。「無理な食事制限なし」で食べられるダイエットも売り文句ですが、「食事制限」そのものはありますので、好き勝手に食べてもいいわけではありません。
丁寧な指導を受けることができますので、結果的に健康的に痩せ、理想のカラダを手に入れられるという本牧的だけでなく、「リバウンドしにくい体づくり」を目指す方にはお勧めです。
ライザップの価格は妥当なのか?
まず、ライザップの価格は妥当なのかを検討してみましょう。
結論から言えば、「極めて良心的」と考えられます。週2回、3ヶ月分で432,000円プラス入会金50,000円という価格が良心的と言えるのかについては、他の同内容のパーソナルトレーニングジムでもほぼ同価格帯であることから、人件費や設備維持費を考えるとこのあたりに落ち着くと考えられます。
逆に安くサービスを提供するなら、安物の設備に切り替え、人件費を抑える他ありません。
あるいは、ライザップの設備を使用せず、自宅のジムまでトレーナーに足を運んでもらうなどの方法もありますが、何れにせよ人件費がコストの大半なので、期待するほど安くはなりません。
上の価格から一回分あたりの価格を単純計算してみると、(432,000円+50,000円)÷24回≒20,080円になります。
これだけでみると、ボッタクリ価格に見えますが、以下のサービスの価値が享受できる人にとっては妥当なものです。
- 2万円で一回分の体験学習
- 食事アドバイスを含む
- トレーニング器具の無料使用
シェイプアップ目的の筋トレには、当然のごとくマシンを利用します。自宅でペットボトルに水を入れてダンベル代わりにするようなトレーニングとは、また別の次元のトレーニングです。
それらの筋トレマシンは、それぞれに適切な使い方があり、キモになるのはマニュアルなどに書かれていない運動法です。
例えば息をどのタイミングで吐くのか、どのタイミングで気張るのか、同じマシンであってもどの順番に鍛えるのかなどの、自分自身のベストミックスを見つけ出す作業がコツになります。
このベストミックスは、身体のシェイプアップの進み具合によって、微調整が必要な部分で、このやり方、方法、考え方を身につけることができるのであれば、上の価格は極めて妥当です。
逆に、数週(30日以内)試してみて、自分には身につけられそうにないと考えるのなら、全額返金保証を受けましょう。
大方、シェイプアップ具体に合わせて微調整できるようになる技術が理解できるのは、自分の体に変化が感じとれる2ヶ月程が必要ですので、30日以内で判断するということは、見切り判断になります。これはRIZAPとしても当然で、シェイプアップの奥義は30日間で習得できるわけではないと言う意味です。しかし、理論部分は30日以内で十分すぎるほど教えてくれますので、判断材料としては心配無用です。
2ヶ月目の半ばまで続ける人は、理論だけでの頭でっかちになってしまうことは許されず、実践が求められます。
端折れば、何を食べて、睡眠をとって、筋トレするという単純なスケジュールですが、しっかりと実行することは難しいものです。