更新日: 2020年03月27日
プロテイン
プロテインとサプリメントに関するよくある質問です。
体内で合成できない9種類の必須アミノ酸すべてをバランスよく含み、それぞれ基準値を満たしている場合は、アミノ酸スコアは100点満点になります。100点以下のスクアの場合は、一つ以上の必須アミノ酸が基準値以下であることを示します。
- 就寝前
- 朝
- 運動後45分以内
が、体内に吸収されやすく理想です。ただし、就寝前にプロテインを多く取り過ぎると胃に負担がかかりますので、適切な量にコントロールしてください。
塩分を摂らずに水分不足で血液の粘度が高まる、糖質を摂っている状態で動物性脂肪をたくさん摂る場合などは血液がドロドロになりますが、動物性タンパクはこの作用に何の関係もありません。動物性のタンパク質は怖いから大豆プロテインにするべきなどの話はまったくデタラメなアドバイスです。動物性タンパクを大量に摂ったとしても、吸収できない分は排泄されるだけです。
筋トレを行った日の就寝前の摂取なら、まず問題ありません。摂取する日の総摂取カロリーが消費カロリーを上回らない限り、太る可能性を考える必要はありません。
筋トレは一般スポーツ(サッカー、野球など)に比べて、単純な作業で適当に続けていればよいもののように思われがちですが、実際、計画、目標設定、戦略などはそのスポーツと変わりません。筋肉量が増えない理由は、一例ですが、ダラダラと長時間続けていないか、もしくは毎日筋トレを行って、オーバートレーニングになっていないか、睡眠と必要な栄養は足りているか、など必ず科学的に当てはまる理由があります。まず、筋トレを行った日の間に何日の空きがあるか、筋トレを行った部位はどこか、種目別に筋トレを何分間行ったかの記録を取って、自分に合ったスケジューリングを見直しましょう。筋肉量を増やすためには食事も大切ですので、必要があればサプリメントやプロテインも利用するのがお勧めです。
ホエイタンパクにはBCAA(分岐鎖アミノ酸のことで、筋肉のエネルギー源となり疲労軽減効果があるとされる)も多く含んでいるため、運動中にプロテインを摂取することにより(筋肉合成を助けるだけではなく)、疲労の除去にも良い影響があると考えられています。
人体の組成は大部分は水、残りはアミノ酸です。主にアミノ酸はタンパク質を細かく切って取り出すので、タンパク質は年齢にかかわらず積極的に摂取すべき栄養素です。すなわち、摂るに越したことはなく、有効と言えます。プロテインパウダーという形で摂取しなくても、鶏の胸肉など通常の食事でしっかり補うことも大切です。