スクワットはお尻まわり、太もものシェイプアップに最強の種目だと推薦できるトレーニングですが、方向性を誤って嫌な筋肉をつけてしまうことがあります。ここでは、シェイプアップ目的でスクワットを始めたのに、できあがった下半身の仕上がりにイマイチ納得できない時に、見直すべき点を紹介します。
本ページはこんな方におすすめ
- カッコイイお尻の形を手に入れたい
- スクワットができるようになったばかり
- 重いウエイトでスクワットができるようになった
- 下半身の筋肉はついたが、大根足になった気がする
- お尻に筋肉がついたけれど、縦長のお尻になってしまった
今回の説明と図はことわりがない限りローバースクワットを前提にしています。
[見直し1]ウエイトが重すぎるスクワット
筋トレで調子づいてきたときについついやりがちなのがう、負荷を上げて筋トレの効率アップを狙いすぎてしまう間違いです。負荷を上げなければ、筋肥大が効率的に行えないことは基本ですが、その逆効果としてフォームが乱れがちになります。フォームがおかしくなると、狙った筋肉への負荷を他の筋肉が補ってしまって、それが嫌な筋肉をつけてしまう原因になります。
[対策]ウエイトを段階的に重くするスクワットに変える
ウエイトを重くしすぎると、持ち上げることだけに集中してしまい、フォームがどうなっているのかまでは意識できないことが多いはずです。まずは、バーだけで動きを確認して、その後段階的にウエイトを重くしていきます。どの重さであたりで、フォームが崩れるのか、フォームを意識できなくなるのか、あるいはその余裕が無くなってくるのかを確認して、フォームがなんとか維持できる最大限の重さを見極めましょう。その重さはなりふり構わず現在持ち上げられる重さより、ずっと軽い重さのはずです。この重さを完全にコントロールできるようにスクワットに励みましょう。
[見直し2]スクワットのフォームがおかしい
スクワットのフォームはバリエーションも豊富ですが、お尻の筋肉を強化したいのに、負荷が膝にばかり抜けてしまうフォームになっている場合などがこれです。また、膝への負担を和らげるつもりで、膝を内側に入れてしまう場合も、このパターンです。
[対策]鏡でしっかりスクワットのフォーム確認、さらに自撮りで確認
真正面に鏡があるときは、ある程度まで鏡を見ながらできますが、鏡までの距離が近すぎたりすると、全体が見渡せなくなりがちです。そのときは、スマホで自撮りなどして、フォームを再確認しましょう。