シェイプアップ効果を出すためのトレーニングの4原則+α

2018年1月8日

+α の原則

+α1 特異性の原則(Specificity)<原理>

トレーニングによって鍛えられる機能、強化したい部位、あるいは向上させたい能力に見合ったトレーニング負荷を選ぶ必要があるという原理です。この原則は、Specific Adaptation to Imposed Demands を略して「SAIDの原則」ともいわれており、『身体は与えられた負荷に対して特異的に適応する』という意味です。もう少しかみ砕くと、身体にトレーニング負荷をかけるとそれに見合った適応現象を起こすということです。
トレーニングには筋肉を太くするために行うもの、反応速度向上のために行うものなど、負荷のかける方向、呼吸器系もしくは筋肉にアプローチするものなど様々で、向上させたい身体機能、部分にしっかり効果の出る方法と負荷を選ぶことが重要です。

+α2 意識性(自覚性)の原則≪原則≫

トレーニング効果を高めるためには、実際に鍛えている部位を意識すべしというのが、この原則の意図するところです。ビデオや本を参考に、トレーニングをただマネしているだけより、トレーニングメニューの目的や方法を理解し、「どこを鍛えている」のか意識することで、効果が高まるということです。このことは同時に、フォームが誤って身につくことの予防、怪我の予防にもなるので、余裕がある方は意識的にトレーニングを行ってみてください。
単純にビデオや本のフォームをマネようとした場合、人体は一番楽にマネできる動きを選択します。例えば、腕を鍛える目的で腕立て伏せを行う場合、格好をただマネだけする場合、腹筋が強い人は殆どの負荷を腹筋で支えてしまいます。ところが、腕に効かせると意識するだけで、腹筋より腕の方に負荷が集中するように動きます。このように、(鍛える部位に)意識を集中させてトレーニングを行うことは、効果を高めるためには重要であると言えます。

+α3 全面性の原則≪原則≫

腕だけ、脚だけ、あるいは筋力だけにトレーニングを偏らせたりすると、怪我を引き起こしたり、発達部分が偏ってしまい技術レベルの低下を引き起こしこともあります。筋力だけでなく様々な能力のアップを図りつつ、トレーニングを実践すべしというのが、この原則の意味するところです。
この原則は、小・中学生のような発達時期の子供には重要ですが、それ以外は参考程度でかまいません。ただ、筋トレとストレッチはセットで行うのが好ましいとされているので、筋トレの前後はできる限り時間を取ってストレッチを行ってください。
また、特異性の原理との関係がわかりにくいかもしれませんが、例えば強化したい部分が大胸筋で、バーベルベンチプレスを行うケースを考えてみますと、大胸筋に効かせるといっても、最低限バーベルを保持するための腕力が必要です。大胸筋を鍛えるために負荷を上げていく場合は、同時にバーベルを保持する腕力も向上させていく必要があり、踏ん張るための脚部や腹筋もしっかりさせていく必要があるということです。

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完全個室のプライベートジムのRIZAP(ライザップ)

ライザップ

TVCM「結果にコミットする。」で話題のパーソナルトレーニングジム。
よく知られている特徴は

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丁寧な指導を受けることができますので、結果的に健康的に痩せ、理想のカラダを手に入れられるという本牧的だけでなく、「リバウンドしにくい体づくり」を目指す方にはお勧めです。

ライザップの価格は妥当なのか?

まず、ライザップの価格は妥当なのかを検討してみましょう。
結論から言えば、「極めて良心的」と考えられます。週2回、3ヶ月分で432,000円プラス入会金50,000円という価格が良心的と言えるのかについては、他の同内容のパーソナルトレーニングジムでもほぼ同価格帯であることから、人件費や設備維持費を考えるとこのあたりに落ち着くと考えられます。

逆に安くサービスを提供するなら、安物の設備に切り替え、人件費を抑える他ありません。
あるいは、ライザップの設備を使用せず、自宅のジムまでトレーナーに足を運んでもらうなどの方法もありますが、何れにせよ人件費がコストの大半なので、期待するほど安くはなりません。

上の価格から一回分あたりの価格を単純計算してみると、(432,000円+50,000円)÷24回≒20,080円になります。
これだけでみると、ボッタクリ価格に見えますが、以下のサービスの価値が享受できる人にとっては妥当なものです。

  • 2万円で一回分の体験学習
  • 食事アドバイスを含む
  • トレーニング器具の無料使用

シェイプアップ目的の筋トレには、当然のごとくマシンを利用します。自宅でペットボトルに水を入れてダンベル代わりにするようなトレーニングとは、また別の次元のトレーニングです。
それらの筋トレマシンは、それぞれに適切な使い方があり、キモになるのはマニュアルなどに書かれていない運動法です。
例えば息をどのタイミングで吐くのか、どのタイミングで気張るのか、同じマシンであってもどの順番に鍛えるのかなどの、自分自身のベストミックスを見つけ出す作業がコツになります。
このベストミックスは、身体のシェイプアップの進み具合によって、微調整が必要な部分で、このやり方、方法、考え方を身につけることができるのであれば、上の価格は極めて妥当です。
逆に、数週(30日以内)試してみて、自分には身につけられそうにないと考えるのなら、全額返金保証を受けましょう。

大方、シェイプアップ具体に合わせて微調整できるようになる技術が理解できるのは、自分の体に変化が感じとれる2ヶ月程が必要ですので、30日以内で判断するということは、見切り判断になります。これはRIZAPとしても当然で、シェイプアップの奥義は30日間で習得できるわけではないと言う意味です。しかし、理論部分は30日以内で十分すぎるほど教えてくれますので、判断材料としては心配無用です。
2ヶ月目の半ばまで続ける人は、理論だけでの頭でっかちになってしまうことは許されず、実践が求められます。
端折れば、何を食べて、睡眠をとって、筋トレするという単純なスケジュールですが、しっかりと実行することは難しいものです。

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