筋トレ初心者がよく陥る間違い

2018年6月5日

有酸素運動ばかり行う

まるまる太っている方は、まず有酸素運動を主に行い、ある程度まで脂肪を落とせてから筋トレを始めるというのはアリだと思います。それ以外の方は、有酸素運動ばかり行うのはお勧めではありません。というのも、シェイプアップ目的の場合、有酸素運動主体にしてしまうと、身体がその運動(有酸素運動)に最適化されてしまい、結果的に省エネの身体を作り上げてしまいます。つまり、エネルギー(カロリー)を消費しにくい身体に整えてしまうことになり、カタボリックな状態に陥りやすくなります。

筋肉が小さい方が身体全体としては低燃費ですので、有酸素運動に最適化されてしまうと、筋肉量が減ってしまいます。結果、女性はバストアップ、ヒップアップの効果が薄れて全身のラインのメリハリが無くなります。
ネネ
ネネ

サプリメントに頼りすぎる


一般にサプリメントといわれるものは、魔法の薬でもなんでもなく「補助食品」という位置づけです。つまり、この数日、野菜が摂れていない、ご飯を十分に摂れていないなどというときに、補助的に摂取するためのものです。プロテインも同様で、本来は鶏の胸肉などを数キロ食べるべきところを、現実的には不可能なので足らない量をプロテインで補うというためのものです。サプリメントをメインにしてしまうような栄養管理は根本的に間違いです。あごの筋肉を使わず、唾液の分泌も促さずに簡単に摂取してしまうサプリメントは、その有効摂取率はさほど高くなく、尿として排出されてしまいます。
原則通り、自然な食事をメインにして、まず多様な栄養素を取込み、不足分をサプリメントで補うようにしましょう。

栄養不足

筋トレをしっかり行っているのに、しっかり食べていない、特にタンパク質を十分に摂れていない人は効果が出にくくなります。好きだからといって、スナックやラーメンだけで腹ごしらえなどしてはいけません。噛んで食べる分には、肉、魚、卵(白身の部分)、大豆などのタンパク質をしっかり摂るようにしましょう(卵の黄身の部分は一日一個で十分です)。筋トレを行うメリットは、栄養管理にも敏感になるという点も大きいです。足らない部分は、プロテインやサプリメントで補うようにしましょう。

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